
ついにミハエル・シューマッハが「今日がモンツァでレースをするのは最後になる」と引退を発表しました。
ぼくがF1を見るようになったのは去年からでした。それまでたまに聞いていたF1ドライバーの名前がミハエル・シューマッハでした。名を聞くときはいつも優勝、チャンピオン。
しかし、去年ブラウン管を通してはじめてみ見たミハエルの姿は違っていました。
「ミハエル・シューマッハってこんなんだったん?」
かつての強さ、オーラは無く新しい風に飲み込まれ痛々しいほどのレースの連続、日が落ちるように光は消えていきました。
でも、F1ファン歴1年足らずの分際ではありましたが絶対にミハエルはこのままでは終わらない。少なくともこんな姿のままでは終わらない。
そして今年、高松で見た開幕戦バーレーンGPでのミハエルの姿。ポールを取り完全復活か?と思われましたが結果、新王者アロンソにかわされ2位。翌マレーシアGPでもパッとせず、オーストラリアGPではクラッシュでリタイア。やはりシューマッハの時代はもう終わったと言われ始めた矢先、サン・マリのGPでアロンソを最後まで抑えポールトゥウィン、ヨーロッパGPではアロンソをかわして2連勝。「落日の赤き皇帝」が「逆襲の赤き皇帝」へと変わった瞬間です。アロンソの母国、スペインGPでは惜しくも2位におわりました。そしてモナコマイスターとも言われるミハエルが得意とするモナコでポールポジション。と思われましたが予選終盤、ミハエルのマシンが止まり、コースを半分ふさぐ形になり時が時なのでアロンソやその他マシンのアタックを故意に妨害したとされタイム抹消で最後尾に落とされました。

決勝では17台をかわし5位と健闘するもアロンソは優勝、そしてミハエルに対するマスコミのバッシング。その影響あってかイギリスGP、カナダGPもアロンソには届かず2位。ここで去年ミシュラン勢のタイヤの不具合による決勝事実上のボイコットにより唯一1勝を挙げたアメリカGP。この時点でアロンソとのポイント差は25。チャンピオン獲得にはもう黄色信号。しかし、ここから再びミハエルの追い上げが始まります。

このアメリカGPでは4連勝となる通算5勝目を挙げ、ぼくがTGVで時速300kmで移動しているときにミハエルも同じフランスで時速300kmでトップを激走しポールトゥウィン、この時点で自力優勝が一度消滅するも母国GP、ドイツでも優勝し3連勝。ハンガリーGPでは2位走行中トラブルが起こりリタイアするも完走扱いとなり1ポイント。アメリカGPで25あったポイント差が一気に10ポイントに。トルコGPではセーフティーカーに悩まされ100分の19秒差で敗れポイント差は12に若干広がりました。
そして、今日のフェラーリの地元、モンツァでのイタリアGP。チャンピオンシップ争いでも注目のGPですがそれ以上にここでミハエルの去就が本人の口から発表されるとあってかなり注目されていました。
結果は予選で次期フェラーリドライバー候補ライコネンになんと1000分の2秒差で2番グリッドスタートになるも決勝、1回目のピットストップで抜きそのまま独走、しかも終盤ルノー、アロンソが約3年ぶりエンジンブローでリタイア。



ミハエルは通算90勝目を挙げ、たった1戦で一気に10ポイント差を縮め3ポイント差という最高の結果になりました。

その後、公式会見で発表が遅くなったことをまず詫び、
「今日がモンツァでレースをするのは最後になる」
と引退を発表しました。
ぼくが見たミハエルは最後のたった2年でしたがその前の全盛期のミハエルとはまた違う勝利に貪欲に向き合っていく姿が見られとてもおもしろい2年だったと思います。
残り3戦アロンソに勝ち、世界チャンピオンを奪い返し有終の美を飾ってくれると信じ……飾ってくれます
ぼくも参考にしている役立つ自転車関係のサイト集
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